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中山先習塾のホームページへようこそ。

医学部・理数難関大学受験から高校・中学受験まで、算数数学個別指導の中山先習(なかやませんしゅう)塾では、算数数学の専門教育に特化し、本当にこどものための算数数学教育を目指しています。
当塾では、ハイレベル数学を極めたい子を中心に、一人ひとりの個性をその子の顔を見て考え、オーダーメイドで指導してゆくことを信条としています。
中山先習塾は、是非、子どもたちの成長のために力となり、輝ける将来のために役立てればと切に願い、日々努力しています。

             算数数学個別指導
              中山先習(なかやませんしゅう)塾 一同

塾長ご挨拶

皆様こんにちは!中山先習塾の塾長の早稲田と申します。(どっかの学校みたいな名前ですが・・・本名ですよ!)

突然ですが、18歳男子の100メートル走は平均で約14秒らしいですね。でも「18歳男子は誰でも14秒で走れ」とか「14秒でしか走るな」というのはおかしな考え方ですよね。それより速い人もいれば遅い人もいるに決まっています。
数学もそれと同じです。個人差があるに決まっています。同じ高校3年生でも数Ⅲなんて楽勝の人もいれば、難しくてわからない人もいます。
出来る出来ない以外に、好きか嫌いかの問題もありますね。数学が大好きでワクワクしながら勉強しているひともいれば、そうでもないけれども目標達成のためには必要と思ってがまんして勉強しているひともいます。

もちろんだれもが数学を得意で大好きになってほしいと願うのですが、人にはそれぞれに個性がありますから、どんなことでも得意・不得意や好き嫌いがあるのはあたりまえです。

数学でいちばん大事なことは「自分にできる最大限の努力をする」ということだと思います。
クラスで一番だったら次は学校で一番を目指し、学校で一番だったら次は東大を目指さなくてはなりません。(逆に、いま学校で一番だったとしても、それに満足して上を目指さないようになってしまうと、何年か後には一番の人ではなくなってしまうでしょう。)

ひとりひとりが「自分にできる最大限の努力をする」ためには、指導者側も一人ひとりの能力や個性に応じた数学指導を行わなくてはなりません。しかしこれは、言うが易し 行うが難し、実際にはなかなか容易なことではありません。
ひとりひとりに個別にく対応すればするほど、そのための手間やコストとトレードオフしてしまいますから、どういうやりかたにどれほどの効果があるのかを常に天秤にかけながらもっともよい方法をみつけなければなりません。

中山先習塾では、生徒一人ひとりごとに能力や個性に応じて、それぞれのスケジュールを組み、それぞれのペースで学習を進めています。
生徒ごとに計画されたスケジュールに従い、授業・演習・授業・演習のサイクルを繰り返しながら、自分のベースで学んでいきます。
授業はすべて事前に収録した動画を使い、それぞれの生徒が自分に合った単元の授業を・いつでも・どこでも(自宅でも)・何回でも受けることができるようにしています。
また、学習の成果と計画、自宅での学習課題はリアルタイムでアップデートし、インターネットのマイページを通じて生徒と共有しています。

また、数学は知識というよりはむしろ技能ですから、習得するのに時間がかかります。私だって、ある数学公式を知ってからそれを本当に理解して本当に活用できるようになるまで、何か月も何年もかかります。

そのため中山先習塾では、「先習」(先取り学習)を基本方針としています。
できるだけ先取り学習を行い(生徒ごとの能力によって度合いは異なりますが)優秀な子であれば4学年上でも5学年上でも進めるだけ進んでしまいます。
これは必ずしも英才教育ということではありません。ここで狙っているのは「体験の繰り返し」です。
来週の金曜日が学校の期末テストだったら、「3年前の今日」からテスト範囲の勉強を開始しましょう。中山先習塾で週に2度「数Ⅲ」を学び、それ以外の日は自宅で「数ⅡB」の宿題に取り組んでいるような中学3年生がいるとしましょう。その子は来年(高校1年生)でも自宅学習で「数Ⅲ」の演習を行うでしょうし、高校3年生になった頃に、また学校で「数Ⅲ」を学習するでしょう。
ひとつひとつのことを立ち止まって完璧に学習する必要はありません。一回聞いてわからなかったことを百回聞いても百回わからないだけです。三角関数がわからなかったとしても、いったんあきらめて微積分に進んでしまいましょう。微積分を学ぶうちに「あ、そうだったのか」と振り返って三角関数の意義に気づくようになるでしょう。

数学は繰り返しの中で段階的に習熟していくわけですので、最初から完璧に習得しようとする必要はありません。特に始めて学習する最先行の段階では「何が本質なのか」を理解することが大事であって、込み入った応用問題まで入り込む必要はありません。
中山先習塾の授業や問題をみたときに、「簡単すぎる、わかりきっている、必要ない」という印象を持たれるかもしれません。それは、中山先習塾が、「どうすれば簡単に理解することができるのか」「どうすれば直観となじむのか」「どうすれば本能にうえつけることができるのか」をひたすら考えた結果です。本当の数学は「簡単で、受け入れやすく、らくちん」なものです。

最後に・・・
数学ってどうすればできるようになるんでしょう?
数学で必要になる基本的な知識はそう多くありませんから、公式などを丸暗記するのはそんなに難しいことではありません。でもただ覚えればいいと勘違いしてはなりません。
大事なのは、ただ覚えるだけでなく「意味や理由を理解すること」そして「頭でなく体で覚えること」です。

「意味や理由を理解する」と、数学の知識に命が吹き込まれていて、おのおのの知識が網の目のようにつながり、たがいに共鳴しはじめます。ただ暗記しただけの数学公式は、何の役にも立ちません。

「頭でなく体で覚えること」というのは、あたまのなかの無意識の世界にまで落とし込むということです。この点、数学はスポーツと似ています。とにかく練習して反射神経に叩き込まないと、いざという時に体が動きません。
因数分解や積分などの逆問題は、典型的な反射神経競技ですね。
(生徒)a²+b²+c²+2ab+2bc+2ca の因数分解を教えてください。
(先生)なにを展開したら a²+b²+c²+2ab+2bc+2ca になりましたか?
(生徒)それを聞いてんじゃん!

日々生徒と接していると「先生って、しょせん先生だよな~。けっきょく生徒に数学を教えられる人は、その生徒本人しかいないんだよな・・・自分にできることは、寄り添ってその手助けをすることだけだな・・・」と思います。
それでも「とにかくできるだけのことをしよう。」と思いながら、自分なりにできるだけのことをするようにしています。

こどもが目に見えて成長していく様子をみるのは、本当に楽しくてうれしいことです。自分がその成長に力を貸すことができたのだとしたら、これほど幸せなことはありません。
自分がすこしでもそのちからがこどもの成長に役い立てばと思いながらこの仕事を行っています。ぜひ中山先習塾においでください!

中山先習塾 塾長 早稲田 康佳

 

【塾長プロフィール】

<氏名>
早稲田 康佳 (わせだ やすよし)

<学歴>
東京工業大学 理学部(第Ⅰ類) 数学科卒

<経歴>
損害保険ジャパン日本興亜株式会社(財務企画、商品開発、法人営業 など)
メットライフ生命保険株式会社(商品・サービス企画、マーケティング など)
DXC Japan(ITプロジェクトマネジメント など)

<その他>
出身 長崎県 長崎市
生年月日 ないしょ (- -")

大学受験について

大学入試、特に二次試験がそうなんですが、ほんとうに無茶な問題が多くて受験生が気の毒になります。普通に高校の数学を学んだだけでは0点とりかねませんね。
ときには、歴史上の数学者が発見した定理(高校で教えないやつ)をそのまんま「証明しなさい」といって出してきたりして、「それは百年に一人の天才が何年もかけてやることですよ・・・」と心の中で突っ込んじゃったりします。
結果として受験生が陥りやすい罠は「数学は暗記科目だ」と勘違いして、ひたすら定理や公式や解法を覚えこもうとすることですね。
でも残念なことにそっち行っちゃうとますます0点コースになってしまいます。単純に定式に当てはめるだけの問題なんてほとんど出ませんからね(たまに出ますけど)。

定理や公式は解法はあくまで「武器」であって、その「武器」を使うのは「人間」であるということを忘れてはなりません。どんなに切れ味の良い剣を持っていても、使う人間がへなちょこだったらすぐに負けちゃいます。
高校で授かる「武器」はかなり心もとないので、もっとましな「武器」を身に着ける必要はあります。
ではあるのですが、「武器」と同時に「人間」の方も厳しい訓練を積んでグレードアップしないと意味がないわけです。

そういう思いでいろいろな大学の入試問題を見てみると、あることに気づかされます。
最初に「無茶な問題が多い」といいましたが、それはむしろ下位の大学(すいません)の話であって、実は上位の大学になるとかえってそうではなくなってくるということです。
上位の大学になればなるほど、単に特殊知識を問う「知っとるけ問題」は影を潜め、高校の標準知識でも十分に戦えるような問題が多くなってきます。

だからといってそれらの問題が簡単ということではありません。
むしろその逆です。余計難しいですね。
出題内容を理解し、攻略方針を策定し、解答に至るまでの道筋を構築していく、といった戦略的・論理的な思考能力が試されます。そういう問題を解いていると、生身の体力測定を受けさせられているような感触がありますね。
そんな気分にさせてくれるのは、だいたい、いわゆる旧帝大といわれる一流大学やそれに匹敵するレベルの大学でしょうね。特に、(具体名出してしまいますが)東京大学の問題は抜きんでて素晴らしいと感じます。(わが母校東工大もさすが理系の雄、しっかりとした質の高い問題が出ています。←付け足しみたいな言い方ですいませんが、本当です。)

話が長くなってしましましたが、とにかく何が言いたいのかというと・・・・
医学部や、理数系の難関校を目指す受験生は、高校レベルを超えるそれなりのハイレベル知識は習得しなくてはなりません。ですが、ただそれだけではダメです。毎日毎日、手を動かし、汗を流し、脳みそを鍛える努力をしましょう!
一方で、さほど難関大学を目指すわけではないというひとの場合、かえってその辺のひとほど、身の丈を超える難問を解こうと七転八倒しがちですが、それば順番を間違えてます。まずは基本的な知識を身に着け、それをきちんと使えるような力を養うことが大事です!

以上、大学受験について思うこと、でした。

高校受験について

高校受験は中学レベルの数学が試験範囲かとおもったら大きな間違いで、ほぼほぼ高校の数ⅡBまで出題されているのが実態です。(数Ⅲの問題はさすがに見たことがありませんが。)

中山先習塾では、中学のうちに数ⅡB(ただし、統計、指数対数、微積分を除く)まで習得することを推奨しています。(実際には届かない子も多いんですが・・・とにかくその辺を目指させます!)
とりわけ三角関数、図形定理(メネラウス他)、座標方程式(平面及び立体)、ベクトル計算は必須です。これらを知らずに、非現実的なミラクル補助線解法の習得に四苦八苦するのは、時間の使い方を間違っています。

また、中高一貫校の内部進学生はふつうにその辺(かそれ以上)まで進んでいるわけですから、公立中学の出身者は、高校入学後に劣勢に立たないようあらかじめ身を守る意味からも重要なこととなります。

ところで、そういう視点でスケジュールを逆算するとどういうことになるでしょうか。
中3の後半・・・過去問対策などの実戦演習
中2~中3の前半・・・数ⅠA、数ⅡBの習得
小5~中1・・・中学範囲の習得
というのはあくまで理想論ですが、そこまでいかないにしても、とにかく早い時期から計画的に取り組むに越したことはありません。受験競争にフライングはありませんから、スタートは早ければ早いほどよいですね。

さらにいいますと、将来的に理系一流大学や医学部を志すのであれば、いつまでも高校入試にかまけているだけでなく、その先の微分積分でも数Ⅲでもガンガン進んだほうがよいですね。中山先習塾はひとりひとりにあわせたオーダーメイドの進め方をしますので、必要に応じていくらでも先に進むことができます。

高校入試は大学入試の予選です。がんばって良い発射台に乗りましょう!

中学受験について

中学入試に特有のいわゆる特殊算(「つるかめ算」とか「旅人算」とかその他いろいろ)というやり方がありますが、中山先習塾では子どもたちにその教え方はしておりません。そういう暇があったら、「つるかめ算」ではなく「連立方程式」、「旅人算」ではなく「一次関数」を学ぶべきであって、そしてそれはまったく可能なことです。

大勢の優秀な子どもたちが、血のにじむような努力をして、二度とこない貴重な成長期を捧げて、一時しのぎに過ぎない特殊算を必死に勉強していると思うのですが、ほんとうに残酷な仕打ちです。そうやって得た知識技術は中学に入学した瞬間に水泡に帰すわけですから。
ハイレベルな一貫校に見事合格した優秀なお子様がよし頑張ろう!と中山先習塾に入ってこられまして、そうすると「3ひく5はまいなす2」あたりから教え始めないといけないのですが、なんとかならないのかと本当に思います。

一方、現実問題でいいますと、中山先習塾で学んでいる小学生(特に5~6年生)のなかには、受験予定のお子様たちは実はほとんどおられませんでして、大部分は中学受験のないお子様たちばかりです。受験生はどうしてもお受験対応の総合塾に通われますので、そうすると算数専門塾に通う余裕はなくなってしまうようですね。残念ですがそれが現実ならば仕方ありません。
中山先習塾で特殊算を教えて欲しいというご要望をいただくこともあるのですが、理念として受け入れ難いこともあるのですが、かえって難しいというか無駄に面倒くさいというかやる気が起きないというか・・・・「やらない」というより「できない」というほうでお断りしています。

ということで、中学受験はいろいろ難しいのですが・・・皆無というわけではありません。少数の方ではありますが、中学に入学した後も視野に入れて、お受験総合塾との並行で中山先習塾に通ってこられる方もおられます。これは素晴らしいことです。ご希望であれば是非おいでいただければと思います。

お知らせ

2018年10月14日
yahooショッピングに出店しました。中山先習塾HPのコンテンツがいつでもどこでも見放題・使い放題、年間パスポートの購入が可能です。
2018年10月17日
ニュースリリース「ネット塾の低価格化の限界に挑戦。手作りで十分な機能を備えた算数数学専門のオンライン学習塾を公開 」